自治体のペット火葬・引き取りに持っていくもの(住所がわかるもの・箱など)

火葬や引き取りの日は、気持ちが追いつかないまま支度をすることになりがちです。出かける直前に慌てないよう、自治体の案内に書かれている持ち物と準備を拾い出しました。

取り上げたのは、当サイトで扱っている首都圏36市区のうち、持ち物や容器について公式ページに書かれていた市区です。どれも2026年9月28日から10月12日にかけて公式ページで確かめた内容で、ページに書かれていないことは補っていません。

住所や身分がわかるもの

住民に限って使える斎場や、料金が住所で変わる斎場では、受付で住所を確かめることがあります。公式ページに持ち物として書かれていたのは次の6市です。

市(施設) 持っていくもの 求められる場面
さいたま市
大宮聖苑
住所を確認できる公的な証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど) 火葬の当日
川越市
川越市斎場
申請者の住所がわかるもの(運転免許証・マイナンバーカードなど) 受付のとき
上尾市
上尾伊奈斎場つつじ苑
運転免許証など住所を確認できるもの 利用許可の申請のとき
横須賀市
小動物火葬施設
身分を証明するもの 持ち込みの受付のとき
松戸市
和名ヶ谷クリーンセンター
動物死体処理申請書・身分証・印鑑 施設に持ち込むとき
八千代市
清掃センター
市内在住を確認できるもの(運転免許証・マイナンバーカードなど) 持ち込みの受付のとき

さいたま市(大宮聖苑)

大宮聖苑の小動物火葬は、飼い主がさいたま市民の場合に限って使えます。市のページには「当日は住所の確認できるもの(運転免許証、マイナンバーカード等公的な証明書)をご持参願います。」とあります。案内はさいたま市の大宮聖苑のページで読めます(2026年9月28日時点)。予約の仕方などはさいたま市のまとめページに載せています。

川越市(川越市斎場)

受付のときに、運転免許証やマイナンバーカードなど申請者の住所がわかるものが要ります。料金は市内居住者と市外居住者で分かれていて、小動物の火葬では利用者の住所で区分すると条例に定められています。もとの案内は川越市のページです(2026年9月28日時点)。川越市のまとめページには料金の表もあります。

上尾市(上尾伊奈斎場つつじ苑)

当日は受付窓口で小動物炉の利用許可を申請します。そのときに運転免許証など住所を確認できるものを見せるようつつじ苑の利用案内に書かれています。料金は上尾市民・伊奈町民かどうかで変わります。くわしくはつつじ苑の使用料のページにあります(2026年9月28日時点)。上尾市のまとめページもあわせてどうぞ。

横須賀市(小動物火葬施設)

小動物火葬施設へ持ち込むときは、受付で身分を証明するものを見せます。令和6年7月1日から始まった決まりです。2026年10月1日以降の受付分は手数料が前納制に変わり、申込券を先に買ってから持ち込みます。持ち込みと収集の流れは横須賀市の「死んだ小動物の収集と持ち込み」のページに書かれています(2026年10月12日時点)。料金は横須賀市のまとめページで見られます。

松戸市(和名ヶ谷クリーンセンター)

自分で施設に持ち込む場合は、先に動物死体処理申請書を印刷して書いておきます。和名ヶ谷クリーンセンターに電話して持ち込みの承認をもらい、当日は申請書と身分証と印鑑を持っていきます。自宅に引き取りに来てもらう場合は、来た収集員に渡すときにその場で申請書を書きます。案内は松戸市のページにあります(2026年9月28日時点)。松戸市のまとめページも置いています。

八千代市(清掃センター)

清掃センターへの持ち込みの手順に、市内に住んでいることを確認できる運転免許証やマイナンバーカードなどを持参するよう書かれています。ペットの処理についての項目は同じページの中にあります。市が回収に来る場合の申し込み方法は、ページに書かれていません。案内は八千代市のページにあります(2026年10月12日時点)。受付の曜日や時間は八千代市のまとめページに載せています。

予約の電話で伝えること(越谷市)

越谷市斎場では、予約の電話で次のことを確かめると案内されています。火葬を希望する日時と飼い主の住所・氏名・電話番号、それに動物の種類とおおよその重さです。電話の前にメモにしておくと、落ち着いて話せると思います。案内は越谷市のページにあります(2026年9月28日時点)。越谷市のまとめページには予約の電話番号も載せています。

毛布と小さな花を入れた段ボール箱の水彩イラスト

ペットを納める箱と、一緒に入れないもの

箱の素材や包み方を決めている市区もあります。発泡スチロールやプラスチックの箱が使えない斎場もあれば、首輪を外すよう求める区もあります。

市区 箱・包み方 入れないもの・外すもの
越谷市(斎場) 木製かダンボールの箱 記載なし
川越市(斎場) 幅70・高さ65・奥行150センチ以内の木箱か段ボール箱 発泡スチロール製・プラスチック製の箱は使えない
市川市(持ち込み) ダンボールなどの箱 記載なし
川口市(持ち込み) ビニール袋に入れてから段ボール箱などへ 記載なし
草加市 段ボール箱 記載なし
平塚市(引き取り) 布などにくるむか段ボール箱 記載なし
町田市 紙製の箱に入れて封をする 金属類・缶詰・保冷剤・化学繊維の毛布・ペット用ベッド
足立区 段ボールなど紙製の箱 首輪など金属・プラスチック・ビニール類はすべて外す
練馬区 記載なし 缶詰・飲み物・ペット用のケージなど燃えないもの
新宿区 袋や段ボールなどで包む 記載なし
葛飾区 箱や袋に入れる 記載なし
八王子市 指定収集袋は使わない 記載なし

表の「記載なし」は、公式ページに書かれていなかったという意味です。何でも入れてよいということではありません。

町田市のページには、紙製の箱に入れて封をすることと、金属類や保冷剤などを入れないことが書かれています(町田市のページ)。足立区は「首輪など金属、プラスチック、ビニール類は、すべてはずしてください。」としています(足立区のページ)。練馬区も缶詰や飲み物のような燃えないものは一緒に入れられないとしています(練馬区のページ)。いずれも2026年9月28日時点の案内です。

ほかの市区の箱の決まりは、次のページで読めます(2026年9月28日時点)。

好きだったおもちゃや手紙を一緒に入れたいときは、入れてよいものかを申し込みの際に聞いておくと安心です。

箱の重さまで含めて量る施設があります。横浜市の戸塚斎場と川越市斎場は棺なども含めた重さで料金を決め、上尾市のつつじ苑は箱ごと量ります。上限の重さや大きさは重さと大きさの上限の記事にまとめました。

骨壺と支払い

遺骨を持ち帰る施設では、骨壺を用意するかどうかも決まっています。上尾市のつつじ苑は「骨壺(または骨壺に代わるもの)をお持ちください。」と案内しています(つつじ苑の利用案内)。藤沢市の石名坂環境事業所では、骨壺かフタ付きの耐熱容器(紙製は不可)を持っていくか、事業所で買います(藤沢市のページ)。

川越市斎場は、骨壺を前もって用意するか当日売店で買います。越谷市斎場も売店で骨壺を売っています。横浜市の戸塚斎場は、斎場が用意する骨壺の代金が火葬料金に含まれています(横浜市のページ)。ここまではどれも2026年9月28日時点の案内です。市ごとの違いは骨壺についての記事で詳しく扱っています。

支払いは、横浜市の戸塚斎場と川越市斎場・上尾市のつつじ苑が現金のみです。町田市の引き取りは、現金をおつりのないように用意するよう案内されています。ほかの市区の支払い方は支払い方法の記事に載せました。

朝の木陰に停まった小さな車の水彩イラスト

出かける前に

受付の曜日や時間、予約が要るかどうかは施設ごとに違います。予約なしで持ち込める施設は予約なしで持ち込める施設の記事にまとめています。

犬の場合は、火葬とは別に市区町村への死亡届が必要です。届け出の仕方は犬の死亡届の記事に、鑑札と注射済票の扱いは鑑札についての記事に書いています。

ほかの市区の案内は市区町村ごとの一覧から見られます。ここに載せた内容は自治体の公式情報をもとに当サイトで整理したもので、誤りや変更に気づかれたときはお問い合わせから知らせていただけると助かります。