火葬のあとに遺骨を連れて帰るとき、骨壺をどうするのかは前もって知る機会があまりありません。自治体の火葬では、骨壺が料金に含まれている市もあれば、自分で用意して持っていく市もあります。
当サイトで扱っている首都圏の市のうち、遺骨を持ち帰れる自治体の火葬がある8市について、骨壺や容器の扱いを公式ページの書き方に沿って整理しました。2026年9月28日以降に確かめた内容です。
8市の骨壺の扱い
| 市(施設) | 骨壺・容器 | 料金との関係 |
|---|---|---|
| 横浜市 戸塚斎場 |
斎場が用意する骨壺に納める | 火葬料金に含まれる |
| 横須賀市 小動物火葬施設 |
プラスチック製の専用容器に納めて渡される | 容器の代金の記載なし |
| 藤沢市 石名坂環境事業所 |
骨壺かフタ付きの耐熱容器を持参するか、事業所で買う | 料金に含まれない |
| 川越市 川越市斎場 |
前もって用意するか、当日売店で買う | 料金とは別 |
| 越谷市 越谷市斎場 |
売店でも売っている | 記載なし |
| 上尾市 上尾伊奈斎場つつじ苑 |
骨壺か、その代わりになるものを持参 | 記載なし |
| さいたま市 大宮聖苑 |
お骨を入れる容器を持参するか、施設内の売店で買う | 記載なし |
| 市川市 クリーンセンター |
記載なし | 記載なし |
「記載なし」は、当サイトで読んだ公式ページに書かれていなかったという意味です。用意がいらないという意味ではありません。

市ごとの案内
横浜市(戸塚斎場)
個別火葬のあとは「斎場でご用意する骨壺に納めて全てお持ち帰りいただきます(骨壺の代金は、火葬料金に含まれています)。」とされています。料金は重さで分かれ、1キログラム未満の10,000円から、25キログラム以上50キログラム未満の30,000円までです。支払いは現金だけで、使えるのは横浜市に住んでいる人に限られます。
くわしくは横浜市の戸塚斎場のページにあります(2026年9月28日時点)。予約の電話番号などは横浜市のまとめページに載せています。
横須賀市(小動物火葬施設)
横須賀市では、遺骨が必要な場合は申し込みのときに伝えます。市のページには「火葬後の骨は専用容器(プラスチック製容器)に納めて5営業日以降に施設でお渡しいたします。」とあります。遺骨を返してもらうときは、火葬手数料とは別に返骨手数料3,000円がかかります(2026年10月1日からの額)。容器そのものの代金については書かれていません。
受け取りの流れは横須賀市の小動物の収集と持ち込みのページに、手数料は小動物火葬手数料のページに出ています(2026年10月12日時点)。10月からの改定は横須賀市の料金改定の記事で、全体は横須賀市のまとめページで見られます。
藤沢市(石名坂環境事業所)
焼骨を引き取る場合の料金は4,800円で、骨壺代は含みません。骨壺かフタ付きの耐熱性の容器を持っていくか、事業所で買います。紙製の容器は使えません。事業所では大・中・小の3種類の骨壺を扱っていて、値段は市のページに載っています(2026年4月の金額)。
焼骨を引き取れるのは、生後6か月以上の犬・猫に限られます。ほかの小さな動物のことは小さなペットを自治体で火葬するときの記事に書きました。
骨壺の決まりは藤沢市のペット火葬のページで読めます(2026年10月12日時点)。受付時間は藤沢市のまとめページにあります。
川越市(川越市斎場)
骨壺は料金に含まれず、前もって用意するか、当日斎場の売店で買います。料金は10キログラム未満の市内居住者で7,000円からで、支払いは現金だけです。1体ずつ火葬し、遺骨は持ち帰ります。
もとの案内は川越市の斎場小動物火葬のページです(2026年10月12日時点)。川越市のまとめページでは予約の決まりも紹介しています。
越谷市(越谷市斎場)
市のページには「骨つぼは売店でも販売しています。」と書かれています。持っていく場合のことや、料金に含まれるかどうかには触れていません。1体ずつ火葬して遺骨を持ち帰る施設で、料金は10kg未満の市民で8,000円からです。
この一文は越谷市の動物火葬炉のページにあります(2026年9月28日時点)。越谷市のまとめページもあります。
上尾市(上尾伊奈斎場つつじ苑)
単独火葬の利用案内に「骨壺(または骨壺に代わるもの)をお持ちください。」とあります。骨壺でなくても、代わりになる入れ物でよいということです。料金は5kg未満の上尾市民と伊奈町民で5,000円からで、支払いは現金だけです。
案内はつつじ苑の利用案内のページに、料金は使用料のページに載っています(2026年9月28日時点)。上尾市のまとめページもあわせてどうぞ。
さいたま市(大宮聖苑)
1体ずつの個別火葬で、お骨はすべて持ち帰ります。市のページには「お骨を入れる容器についてはご持参されるか、施設内の売店でお買い求めいただけます。」とあります。料金に含まれるかどうかは書かれていません。料金は15キログラム未満で8,380円です。
この案内はさいたま市の大宮聖苑のページにあります(2026年9月28日時点)。さいたま市のまとめページもあります。
容器のことが書かれていない市
市川市では、清掃事業課(クリーンセンター)に直接持ち込んで希望すると遺骨を返してもらえます。遺骨を入れる容器については市川市のページに記載がありません。2026年9月28日時点では、炉の点検のため10月5日から14日までは火葬ができないとのお知らせも出ていました。市川市のまとめページで申し込み先を確かめられます。

用意するときに
自分で持っていく場合、藤沢市は紙製の容器を使えないとし、上尾市のつつじ苑は骨壺の代わりになるものでもよいとしています。
越谷市と上尾市は、体の小さな動物は骨が残らないことがあると案内しています。遺骨が戻る8市の料金や予約の方法は、遺骨が戻る自治体のペット火葬の記事にまとめました。
ほかの市区町村の扱いは市区町村ごとの一覧から見られます。ここに載せたのは、自治体の公式情報をもとに当サイトで整理した内容です。案内が変わっていたときは、お問い合わせから知らせていただけるとありがたいです。