ハムスターや小鳥、うさぎのような小さな家族を見送るとき、自治体で火葬してもらえるのか迷う方もいると思います。骨がきちんと残るのかも気になるところです。市区の案内は「犬・猫など」という書き方が多く、小さな動物について触れているところは限られます。
当サイトで扱っている首都圏の市区の公式ページから、小さな動物に触れている箇所を拾い出しました。遺骨を持ち帰れる火葬の、いちばん軽い料金区分もあわせて載せています。内容はどれも2026年9月28日時点のものです。料金や受付の決まりは変わることがあるので、申し込む前に各市区のページも見ておいてください。
小さな動物は骨が残らないことがあります
越谷市斎場の動物火葬炉の案内には「小鳥やハムスターなどの小動物の場合、焼骨が残らない場合があります。」と書かれています。上尾伊奈斎場つつじ苑も、1体だけで火葬する単独火葬について「小動物の重量が1kg程度以下の場合は焼骨が残らず、収骨できない場合があります」としています。
どちらも1体ずつ火葬して、遺骨を持ち帰る施設です。それでも体がとても小さいと、拾える骨が残らないことがあるということです。当サイトで見たほかの斎場の案内には、この点についての記載はありませんでした。
越谷市の書き方は越谷市の動物火葬炉のページで、上尾市のほうはつつじ苑の利用案内で読めます(2026年9月28日時点)。越谷市と上尾市のまとめページもあります。

遺骨を持ち帰れる火葬の、いちばん軽い料金区分
遺骨が戻る自治体の火葬は、重さで料金が分かれているところが多くあります。小さなペットは、いちばん軽い区分に入ります。ただ区分の境目は市によってかなりばらばらです。
| 市(施設) | いちばん軽い区分 | 料金 |
|---|---|---|
| 横浜市 戸塚斎場 |
1キログラム未満 | 10,000円(骨壺代を含む) |
| 上尾市 つつじ苑・単独火葬 |
5kg未満 | 5,000円(上尾市民と伊奈町民) |
| 横須賀市 小動物火葬施設 |
5kg未満 | 7,200円(遺骨を返してもらうときは返骨手数料3,000円が別にかかる) |
| 川越市 川越市斎場 |
10キログラム未満 | 7,000円(市内居住者) |
| 越谷市 越谷市斎場 |
10kg未満 | 8,000円(市民) |
| さいたま市 大宮聖苑 |
15キログラム未満 | 8,380円 |
| 市川市 クリーンセンター |
重さの区分なし | 2,200円(持ち込み・1体) |
横須賀市の5kg未満の区分には、例として「猫、ウサギ、ハムスター、小鳥、チワワなど」が挙がっています。金額は2026年10月1日からのものです。市川市は、清掃事業課に持ち込んで希望した場合に遺骨を返してもらえます。1体ずつ火葬するかどうかは市のページに書かれていません。
料金を決める重さに何を含めるかも、市によって違います。横浜市と川越市は棺などを、さいたま市は容器を含めた重さで区分を決めます。上尾市のつつじ苑は、箱(棺)ごとの計量です。
表の金額は、横浜市・上尾伊奈斎場つつじ苑・横須賀市・川越市・越谷市・さいたま市・市川市の各ページから写しています(2026年9月28日時点)。使える人の条件や予約の方法は、遺骨が戻る自治体のペット火葬の記事にくわしく載せました。
藤沢市では、焼骨の引き取りは生後6か月以上の犬・猫に限られます
藤沢市の石名坂環境事業所は、市内で飼われていた犬・猫・その他の小動物を専用の炉で火葬しています。ただし焼骨の引き取りについては「生後6ヶ月以上の犬・猫に限ります」とされています。
焼骨を引き取る場合の料金は4,800円(骨壺代を含まない)で、焼骨が不要の場合は2,500円です。予約はいらず、平日と土曜日・祝日に受け付けています(日曜日は受付なし)。
この決まりは藤沢市のペット火葬のページに載っています(2026年9月28日時点)。受付時間などは藤沢市のまとめページにあります。
遺骨が戻らない引き取りでも、小さな動物は対象です
清掃事務所や清掃工場による引き取りは、遺骨が戻らないか、戻るかどうかが書かれていないものがほとんどです。そのなかで、小さな動物をはっきり対象に入れている案内もあります。
品川区は「犬・猫・小鳥など」で1頭25キログラム未満のものを、1体3,000円で引き取っています。墨田区も「犬や猫、小鳥などのペットの死体」を対象に挙げていて、手数料は2,600円です。どちらも委託先の業者が火葬・埋葬し、個別か合同か、遺骨が戻るかどうかは区のページに書かれていません。
相模原市の清掃工場への持ち込みは「種類や大きさに関わらず、1体4,300円」です。持ち込めるのは20キログラム以下の小動物で、遺骨は返してもらえません。市原市の福増クリーンセンターへの持ち込みは重さ10キログラムにつき200円で、10キログラムに満たないときは10キログラムとして計算します。
もとの案内は品川区・墨田区・相模原市・市原市の各ページです(2026年9月28日時点)。まとめページは品川区・墨田区・相模原市・市原市にあります。東京23区の引き取りは東京23区のペットの引き取りの記事にまとめています。

申し込む前に
骨が残るかどうか気になるときは、予約の電話や受付で聞いておくと安心です。骨壺を用意するかどうかも市によって違い、横浜市は料金に含まれていますが、上尾市のつつじ苑は持っていくよう案内しています。
入れる箱にも決まりがあります。川越市斎場は木箱か段ボール箱を使い、発泡スチロール製やプラスチック製の箱は使えません。越谷市斎場も、木製かダンボールの箱に入れて連れていくよう案内しています。
ここに載っていない市区町村は市区町村ごとの一覧から探せます。内容は自治体の公式情報をもとに当サイトで整理したものです。誤りや変更に気づかれたときは、お問い合わせから教えていただけると助かります。