ペット引き取りの料金は自宅と持ち込みでどう違う(首都圏15市)

ペットが亡くなったあと、市に引き取りに来てもらうか、自分で施設へ連れていくかで迷うことがあります。同じ市のなかでも、この2つで料金が違うところがあります。

当サイトで扱っている首都圏36市区のうち、自宅への引き取りと持ち込みの両方の料金を公式ページに載せていたのは14市でした。町田市のように同じ料金の市も加えた15市を、表にして並べています。内容はどれも2026年9月28日時点のものです。

市 自宅へ引き取りに来る 自分で持ち込む
船橋市 2,200円(1体) 1,100円(1体)
市川市 4,400円(1体) 2,200円(1体)
八千代市 2,060円(1体) 1,030円(1体)
所沢市 1,100円(1体) 550円(1体)
松戸市 1,650円(1体) 1,100円(1体)
茅ヶ崎市 7,150円(1体) 4,830円(1体)
平塚市 13,000円(1個体) 7,500円(1個体)
立川市 4,000円 3,000円
八王子市 2,500円(1体) 1,000円(1体)
横浜市
合同火葬
6,500円(出張回収) 3,000円(戸塚斎場へ)
市原市 2,100円(1体) 200円(10キログラムにつき)
川口市 収集・運搬手数料5,610円に処分手数料5,240円 処分手数料5,240円
上尾市
環境センター
700円に収集運搬手数料1,300円 700円
横須賀市 火葬手数料に収集手数料3,800円 火葬手数料のみ(7,200円から10,800円)
町田市 2,500円(1体) 2,500円(1体)

表の金額は、どれも市のページに書かれている額をそのまま写したものです。横須賀市は2026年10月1日からの料金で、上尾市は環境センターでの火葬の料金です。

引き取りは持ち込みの何倍か(倍率で見る)

引き取りの料金が持ち込みの何倍になるかを、市のページの金額から計算しました。倍率は市が示したものではありません。差のかたちは、ちょうど2倍の市、2倍に届かない市、2倍を超える市の3つに分かれます。

ちょうど2倍の市

船橋市・市川市・八千代市・所沢市は、引き取りが持ち込みのちょうど2倍です。所沢市の引き取りは、条例の別表で収集運搬の550円と処分の550円を合わせた料金とされています。

船橋市は、引き取りの電話を平日と土曜日の午前9時から午後4時まで受け付けています。日曜日と祝日は電話の受付がありません。持ち込みは平日が馬込衛生管理事務所、土日祝日が馬込霊園管理事務所で、午前9時から午後5時までです。合同で焼却するため、遺骨は返してもらえません。くわしくは船橋市のページにあります(2026年9月28日時点)。船橋市のページにも並べています。

市川市は、市民が対象です。表の金額は消費税相当額を含みます。引き取りは月曜日から金曜日が午前8時45分から午後5時、土曜日が午前8時45分から午後3時で、時間の予約はできません。持ち込みは月曜日から土曜日の午前8時45分から午後3時30分です。日曜日と祝日は、どちらもできません。遺骨は慰霊碑に合同で埋葬されますが、返してほしい場合は清掃事業課に直接持ち込んで申し出ます。この持ち込みの手数料に、遺骨の返却の別料金は書かれていません。市川市のページで読めます(2026年9月28日時点)。市川市のまとめもあわせてどうぞ。

八千代市の持ち込みは、清掃センターで平日と第3土曜日(祝日を除く)に受け付けています。時間は午前8時30分から11時40分と、午後1時から4時です。回収を頼むときの申し込み方法は、市のページに書かれていません。遺骨や遺灰は返してもらえず、大型犬は処理できません。八千代市のページに書かれています(2026年9月28日時点)。八千代市のページもご覧ください。

所沢市は、中型犬(柴犬など)くらいまでしか処理できません。持ち込み先は東部クリーンセンターで、月曜日から金曜日(祝日も含む)の午前8時30分から11時30分と午後1時から4時に受け付けます。引き取りは収集管理事務所に連絡します。廃棄物として処理されるため、遺骨は戻りません。所沢市のページにあります(2026年9月28日時点)。所沢市のページもあります。

2倍に届かない市

松戸市は持ち込みの1.5倍、茅ヶ崎市は約1.5倍、平塚市は約1.7倍、立川市は約1.3倍です。

松戸市の金額は税込みです。支払いは、後日届く納付書で金融機関の窓口に行きます。持ち込む場合は、和名ヶ谷クリーンセンターに電話して承認を受け、申請書・身分証・印鑑を持っていきます。遺骨は返してもらえません。松戸市の動物の死体処理のページが元です(2026年9月28日時点)。松戸市のページにも載せています。

茅ヶ崎市は、持ち込み先が動物愛護の会に決まっています。料金は月末にまとめて計算され、翌月の初めに納入通知書が届く流れです。遺骨は戻りません。茅ヶ崎市のページに書かれています(2026年9月28日時点)。茅ヶ崎市のページもご覧ください。

平塚市は、市内に住んでいる人のペットが対象で、持ち込みでも事前の連絡が必要です。引き取りは小動物焼却場に電話で申し込み、月曜日から金曜日に来てもらいます。引き取りの場合、お骨は返してもらえません。平塚市の愛玩動物の火葬のページで確かめられます(2026年9月28日時点)。平塚市のページにもあります。

立川市は、引き取りも持ち込みも合同火葬で、遺骨は返してもらえません。持ち込み先はクリーンセンターたちむにぃで、月曜日から金曜日に受け付けています。引き取りは、市のページに載っている業者に電話します。立川市のページに書かれています(2026年9月28日時点)。立川市のページもご覧ください。

2倍を超える市

八王子市は引き取りが持ち込みの2.5倍、横浜市の合同火葬は2倍あまり、市原市は10キログラム以内の持ち込みと比べて10倍あまりです。

八王子市の引き取りは予約制で、担当の清掃事業所に電話します。持ち込み先は戸吹クリーンセンターと館クリーンセンターです。火葬か焼却か、遺骨が戻るかどうかは、市のページに書かれていません。八王子市のページにあります(2026年9月28日時点)。八王子市のページもご覧ください。

横浜市は、合同火葬なら戸塚斎場に直接持ち込めます。予約はいらず、受付は斎場の開場日の午前9時から午後3時までです。出張回収は、回収に来てもらう場所がある区の資源循環局事務所に電話します。個別火葬は予約が必要で、出張での引き取りはしていません。どちらも横浜市民だけが利用できます。横浜市のペット火葬の案内に書かれています(2026年9月28日時点)。横浜市のページにも載せています。

市原市の持ち込みは、10キログラムにつき200円です。10キログラムに満たない場合は、10キログラムとして計算します。引き取りは1体2,100円で、引取りのときに支払います。持ち込みは重くなるほど増えるので、差は体の大きさで変わります。遺骨は戻りません。市原市の亡くなったペットの引取りのページで読めます(2026年9月28日時点)。市原市のページもご覧ください。

窓辺に置かれた白い布と野の花の水彩イラスト

引き取りの費用が別立てになっている市

持ち込みの料金に、引き取りのための費用が上乗せされる形の市があります。川口市・上尾市・横須賀市の3市です。

川口市の持ち込みは、処分手数料5,240円です。引き取りを頼むと、収集・運搬手数料5,610円と処分手数料5,240円が別々にかかります。犬1匹なら合計10,850円と、市のページに書かれています。いずれも令和8年4月1日からの料金です。遺骨は戻りません。市内を順に回って引き取るため、連絡してすぐに来るとは限りません。持ち込み先は朝日環境センターと戸塚環境センターで、月曜日から金曜日に受け付けています。川口市のページにあります(2026年9月28日時点)。川口市のページもご覧ください。

上尾市の環境センターでは、自己搬入が1体700円です。引き取りを頼む場合も700円ですが、このほかに収集運搬手数料が1箇所の収集ごとに1,300円かかります。まとめて火葬するため、焼骨は持ち帰れません。市のページは2016年7月11日の更新で、申し込み方法は書かれていません。上尾市のペットの案内に載っています(2026年9月28日時点)。同じ上尾市でも、つつじ苑は予約のうえ自分で運び入れる形で、引き取りには伺わないとされています。上尾市のページで両方を見られます。

横須賀市は、火葬手数料が体重によって7,200円から10,800円に分かれます。収集を頼む場合は収集手数料3,800円が加わります。遺骨の返却を希望すると、返骨手数料3,000円もかかります。持ち込みは予約がいりません。収集は電話で申し込み、時間は指定できず立ち会いが必要です。手数料は前納制で、事前に申込券を買ってから申し込みます(2026年10月1日以降の受付分)。横須賀市の小動物火葬のページにあります(2026年9月28日時点)。料金の改定は横須賀市の料金改定の記事に、市の紹介は横須賀市のページにまとめました。

引き取りでも持ち込みでも金額が同じ市区

町田市は、自宅への引き取りも持ち込みも1体2,500円です。ごみ収集課に電話で予約し、引き取りに来る時間は指定できません。持ち込み先は町田市バイオエネルギーセンターで、日曜日と祝日は持ち込めません。引き取られたペットは動物霊園で合同火葬され、遺骨は返されません。町田市の亡くなった動物の引取りのページにあります(2026年9月28日時点)。町田市のページもご覧ください。

当サイトで扱っている東京の14区は、清掃事務所が引き取る料金だけを載せている区がほとんどです。足立区・葛飾区・墨田区・杉並区は、区のページに直接持ち込めると書かれていますが、料金は1つだけです。足立区のページには3,000円、葛飾区のページには2,600円と載っています。墨田区は区のページで2,600円、杉並区は区の案内で3,100円です。いずれも2026年9月28日時点で、25キログラム未満が対象です。

区ごとの料金と遺骨の扱いは東京23区のペットの引き取りの記事に並べています。

雨上がりの田舎道と水たまりの水彩イラスト

申し込む前に

引き取りと持ち込みの違いは、金額だけではありません。引き取りの時間を指定できない市があり、日曜日や祝日に持ち込めない市もあります。市川市のように、遺骨を返してもらいたいときは持ち込みでの申し出が要る市もあります。

払うタイミングや納付書の扱いは自治体のペット火葬・引き取りの支払い方法の記事にあります。予約がいらない施設は予約なしで持ち込める施設の記事で探せます。

料金が改定される市もあります。相模原市のページによると、直接持ち込みは4,300円で、令和9年1月1日から5,500円になります(2026年9月28日時点)。申し込む前に、市のページで今の金額を確かめておくと安心です。