ペット火葬の費用が心配なとき 自治体の料金早見表(首都圏36市区)

ペットが亡くなったあと、費用がどのくらいかかるのかが気がかりになることがあります。自治体の引き取りや火葬は、料金が市区の公式ページに載っています。

当サイトで扱っている首都圏36市区の料金を、持ち込み・引き取り・火葬に分けて早見表にしました。内容はどれも2026年10月12日時点のものです。

種類 市区 載っている金額
引き取り・持ち込み
市が引き取る、または施設へ持ち込む
33市区 1体550円から13,000円
藤沢市と市原市の持ち込みは10キログラムごとの額
遺骨が戻る個別火葬 8市区 2,200円から48,000円
体重と、市民か市外かで分かれる

横浜市・上尾市・藤沢市・さいたま市・市川市の5市は、上の2つの両方に入っています。表の金額は、市区のページに書かれている額をそのまま写したものです。

持ち込みと引き取りの料金が別々に載っている市

自分で施設へ持ち込む場合と、自宅へ来てもらう場合で金額が分かれる市を、持ち込みの金額の帯ごとに並べました。引き取りの額が載っている市は、町田市を除いて引き取りのほうが高く設定されています。自宅と持ち込みの差だけを比べた記事はペット引き取りの料金は自宅と持ち込みでどう違うかにあります。

市 自分で持ち込む 引き取り(収集)
持ち込みが1,100円以下
所沢市 550円(1体) 1,100円(1体)
上尾市
環境センター
700円(1体) 700円と、収集運搬手数料1,300円(1箇所ごと)
八王子市 1,000円(1体) 2,500円(予約制)
八千代市 1,030円(1体・税込み) 2,060円(1体)
船橋市 1,100円(1体) 2,200円(1体)
松戸市 1,100円(1体・税込み) 1,650円(1体・税込み)
市原市 200円(10キログラムにつき) 2,100円(1体)
藤沢市
一般ごみの焼却炉
110円(10キログラムにつき) 記載なし
持ち込みが1,100円を超え5,000円以下
市川市 2,200円(1体) 4,400円(1体)
町田市 2,500円(1体) 2,500円(1体)
立川市 3,000円 4,000円
横浜市
合同火葬
3,000円(戸塚斎場へ) 6,500円(出張回収)
茅ヶ崎市 4,830円(1体) 7,150円(1体)
持ち込みが5,000円を超える
川口市 処分手数料5,240円 収集・運搬手数料5,610円と、処分手数料5,240円
平塚市 7,500円(1個体) 13,000円(1個体)

市原市は、10キログラムに満たない場合も10キログラム分として計算します。藤沢市の110円は、ペット火葬ではなく一般のごみと同じ焼却炉で処分する場合の持ち込みです。藤沢市のペット火葬の料金は、後ろの個別火葬の表にあります。藤沢市のページには、自宅へ引き取りに来てもらう場合の額は載っていません。

松戸市の金額は税込みで、松戸市の動物の死体処理のページに書かれています(2026年10月12日時点)。船橋市は船橋市の犬・猫等の死体の処理のページで、収集と持ち込みの両方の額を確かめられます(2026年10月12日時点)。

川口市は、引き取りを頼むと収集・運搬手数料と処分手数料の両方がかかります。令和8年4月1日からの料金で、川口市のページに載っています(2026年10月12日時点)。

平塚市の金額は、市内に住んでいる人のペットが対象です。平塚市の愛玩動物の火葬のページで受付の条件も読めます(2026年10月12日時点)。

窓辺の机に置かれた白い封筒と小さな花の水彩イラスト

料金が1つだけ載っている区と市

東京23区のうち当サイトで扱っている14区は、清掃事務所による引き取りの料金が1つだけ載っています。どの区も体重25キログラム未満が対象です。区ごとの遺骨の扱いは東京23区のペットの引き取りの記事にまとめました。

料金 市区 対象・扱い
1,100円 さいたま市 区役所に申し込む引き取り(1頭)。現金のみ
2,600円 荒川区・葛飾区・墨田区 25キログラム未満
2,700円 板橋区 25キログラム未満
3,000円 足立区・北区・江東区・中野区・練馬区・品川区・新宿区 25キログラム未満
3,100円 大田区・世田谷区・杉並区 25キログラム未満
4,000円 府中市 1体。体重の上限は書かれていません
4,300円 相模原市 持ち込み1体。20キログラム以下
7,700円 草加市 引き取り1体。引き取りのときに支払う

区の金額は2,600円から3,100円までの4段階です。足立区は足立区のペットの引き取りのページに、手数料はおつりのないように用意するとあります(2026年10月12日時点)。

練馬区は、飼い主が専門の業者に頼むのが原則で、どうしても頼めない場合に限って清掃事務所が有料で預かるとされています。荒川区・江東区などは、25キログラム以上の場合に業者を紹介しています。

相模原市の4,300円は、種類や大きさに関わらず同じ料金です。2027年1月1日からの改定が市のページに書かれています。改定のあった市区はペット引き取りの料金改定の記事にまとめました。

遺骨が戻る個別火葬の料金

遺骨を返してもらえる火葬は、料金のかたちが変わります。1体ずつ火葬するため、体重の区分ごとに金額が分かれ、市民と市外で別の額を定めている施設もあります。表には区分の最小と最大の金額だけを載せました。

市区 金額(体重の区分ごと) 市民以外・条件
横浜市
戸塚斎場
1キログラム未満10,000円から、25キログラム以上50キログラム未満30,000円まで 横浜市民だけ。骨壺代を含む
横須賀市 5キログラム未満7,200円から、20キログラム以上10,800円まで 2026年10月1日からの額。収集手数料3,800円と返骨手数料3,000円は別
藤沢市 4,800円(焼骨を引き取る場合) 骨壺代は別。焼骨が不要なら2,500円
さいたま市
大宮聖苑
15キログラム未満8,380円。15キログラム以上16,760円 さいたま市民に限る
上尾市
つつじ苑
5キログラム未満5,000円から、25キログラム以上50キログラム未満15,000円まで 上尾市民・伊奈町民以外は15,000円から45,000円まで
川越市 10キログラム未満7,000円から、25キログラム以上60キログラム未満21,000円まで 市外居住者は14,000円から42,000円まで
越谷市 10キログラム未満8,000円から、40キログラム以上60キログラム未満24,000円まで 市民以外は16,000円から48,000円まで
市川市 2,200円(清掃事業課へ持ち込み、遺骨の返却を希望した場合) 市川市にお住まいの方が対象

遺骨が戻るかどうかで、料金の性質は変わります。引き取りと持ち込みの表に並べた市区は、合同で火葬または焼却するため遺骨が戻らない市区が多く、金額は1体につき550円から13,000円です。区の中には、遺骨が戻るかどうかを公式ページに書いていないところもあります。

個別火葬は、体重で区切られた金額に、市外の人向けの別の額が加わります。上尾市のつつじ苑には、遺骨が戻らない合同火葬もあります。金額は、上尾市民・伊奈町民が2,500円から7,500円まで、それ以外は7,500円から22,500円までです。区分はつつじ苑のページで読めます(2026年10月12日時点)。

遺骨が戻る8市区の予約や持ち込みの条件は、遺骨が戻る自治体のペット火葬の記事にあります。横須賀市の料金は横須賀市の小動物火葬のページで確かめられます(2026年10月12日時点)。

市民の料金と市外の料金

金額が市民かどうかで分かれる施設は、上尾市のつつじ苑・川越市・越谷市の3つです。表のとおり、いずれも市外の人の額のほうが高い設定です。

横浜市・さいたま市・平塚市は、市内に住んでいる人だけが利用できます。市外の人がどこまで使えるかは、住んでいる市以外でも使える自治体のペット火葬の記事で見比べられます。

支払いの時期

金額のほかに、支払いの時期も市区によって違います。草加市は引き取りのときに集金し、立川市は持ち込みのときにあわせて払います。松戸市は後日届く納付書で、茅ヶ崎市は翌月の初めに届く納入通知書で払う流れです。

横須賀市は、2026年10月1日以降の受付分から前納制です。先に申込券を買ってから、収集の申し込みや持ち込みをします。横浜市・川越市・上尾市のつつじ苑・さいたま市の引き取りは、現金のみです。平塚市は現金かキャッシュレス決済で、藤沢市もキャッシュレス決済が使えます。

現金で払う場合は、おつりのないようにと案内している市区もあります。市区ごとの支払い方法は自治体のペット火葬・引き取りの支払い方法の記事に詳しくまとめました。

庭の小道に咲く季節の草花の水彩イラスト

申し込む前に

料金は改定されることがあります。川口市は令和8年4月1日からの額で、横須賀市は2026年10月1日から、相模原市は2027年1月1日からの改定が書かれていました。申し込む前に、市区のページで今の金額を確かめてください。

金額のほかに、体重の上限と対象になる住所があるかも確かめておくと安心です。さいたま市の大宮聖苑では、住所がわかる公的な証明書を当日持っていきます。八千代市の持ち込みでも、運転免許証やマイナンバーカードなどを持参するよう書かれています。

料金の減額は、さいたま市の大宮聖苑に身体障害者補助犬の場合の案内が書かれていました。そのほか、ペットの料金の減額や分割払いに触れた記載は、確かめた範囲の公式ページには見つかりませんでした。市区ごとのくわしい受付方法や遺骨の扱いは、ペット火葬の市区町村一覧から市区のページをご覧ください。