ペット引き取りの料金改定 値上げと改定予定の市を時期順に整理

市区の引き取りや火葬の料金は、手数料の見直しで変わることがあります。当サイトで扱う首都圏36市区の公式ページのうち、改定の時期が書かれていたのは5市でした。

改定の時期の順に並べ、改定前の金額がわかる市は新旧の両方を載せました。内容は2026年10月12日時点で確かめたものです。市のページは今後書き換わることがあるため、申し込む前に各市のページも見てください。

ペットの引き取り・火葬の料金改定 時期の順に5市

市 改定の時期 改定の内容
船橋市 2019年(令和元年)10月1日から 1体につきの定額。持ち込み1,100円・収集2,200円。改定前の額はわかっていません
所沢市 2020年(令和2年)4月1日 1体につきの定額。持ち込み550円・収集1,100円。改定前の額はわかっていません
川口市 2026年(令和8年)4月1日 1体あたりの定額。持ち込みの処分手数料は4,380円から5,240円に
横須賀市 2026年(令和8年)10月1日 重さの区分ごと。火葬5kg未満は2,100円から7,200円に(全6項目が変更)
相模原市 2027年(令和9年)1月1日(予定) 1体の定額。直接持ち込みは4,300円から5,500円に

改定のしかたは、重さの区分ごとに決めているのが横須賀市だけです。ほかの4市は、1体につき1つの金額です。

船橋市と所沢市は、改定の時期と今の金額は市のページにありますが、改定前の額は確かめられていません。船橋市のページは2025年(令和7年)9月16日の更新で、料金に「(令和元年10月1日から)」と添えられています。所沢市のページは2026年3月31日の更新で、「令和2年4月1日より廃棄物処分手数料を改定しました」と書かれています(どちらも2026年10月12日時点)。

所沢市の収集1,100円は、収集運搬の550円と処分の550円を合わせた額です。川口市・横須賀市・相模原市の新旧の金額は、次の節から順に見ていきます。

落ち葉の積もる秋の小道の水彩イラスト

値上げになった川口市と横須賀市 新旧の金額

この2市は、改定前の金額が記録に残っています。金額は市のページの表示のとおりです。

川口市(2026年4月1日から)

川口市は、環境センターへ持ち込む場合と、収集に来てもらう場合で手数料を分けています。令和8年4月1日からの料金は、市のよくある質問のページと持ち込みのページに載っています(2026年10月12日時点)。

区分 改定前 2026年4月1日から
環境センターへ持ち込み(処分手数料 1体) 4,380円 5,240円
収集(収集・運搬手数料 1回) 1,140円 5,610円
収集(処分手数料 1体) 4,380円 5,240円

収集を頼むと、収集・運搬の手数料と処分手数料の両方がかかります。川口市は野良犬や野良猫などと一緒に合同で火葬し、遺骨は戻りません。受付や持ち込み方は川口市のページにまとめています。

横須賀市(2026年10月1日から)

横須賀市は、火葬の手数料を重さで4区分に分けています。収集を頼むときの手数料と、遺骨を返してもらうときの返骨手数料も、あわせて改定されました。2026年9月30日までに申し込んだ分は、改定前の料金で扱われます(市の改定のページは更新日が2026年7月14日で、2026年10月12日時点の内容です)。

区分(1体) 9月30日まで 10月1日から
火葬 5kg未満 2,100円 7,200円
火葬 5kg以上10kg未満 3,150円 8,400円
火葬 10kg以上20kg未満 4,200円 9,600円
火葬 20kg以上 5,250円 10,800円
収集手数料 3,060円 3,800円
返骨手数料 2,040円 3,000円

新しい料金は、市の小動物火葬手数料のページにあります。旧料金になる条件や申し込みの流れは、横須賀市の小動物火葬の料金改定の記事に書きました。受付の曜日や持ち込み先は横須賀市のページで見られます。

これから変わる相模原市 2027年1月1日から5,500円

相模原市は、2027年(令和9年)1月1日から、動物の死体を直接搬入する場合の手数料を1体につき5,500円に改定します(市の手数料改定のページ・2026年10月12日時点)。

今の料金は1体4,300円で、種類や大きさに関わらず同じ額です。持ち込めるのは20キログラム以下の小動物で、火葬の立ち会いや遺骨の返却はできません。市のよくある質問のページには、最終更新日が2024年9月17日のまま4,300円と書かれています。

持ち込み先は北清掃工場・南清掃工場・津久井クリーンセンターです。くわしくは相模原市のページにあります。

料金ページの更新日が古いままの市区

改定の記載がなくても、料金を載せている市区のページの更新日が、何年も前のままのところがあります。更新日が古いことは、料金が古いという意味ではありません。市区のページに書かれている更新日を、古い順にそのまま並べました(2026年10月12日時点)。

市区 ページの更新日 わかっていること
上尾市
環境センター
2016年7月11日 自己搬入700円・収集運搬1,300円。手数料条例での現行額は確かめられていません
越谷市
斎場の動物火葬炉
2019年2月26日 斎場の条例の別表と同じ額(例規集の内容は令和8年7月1日現在)
墨田区 2020年1月24日 条例の別表(令和7年10月1日施行版)と同じ2,600円
八王子市 2023年1月25日 持ち込み1,000円・収集2,500円。条例との突き合わせはできていません
大田区 2023年10月1日 3,100円。条例との突き合わせはできていません
品川区 2023年10月1日 3,000円。2024年4月1日更新の別ページにも同じ3,000円とあります
新宿区 2023年12月28日 3,000円。2024年7月12日更新の別ページにも同じ3,000円とあります
足立区 2024年1月30日 3,000円。2023年12月1日更新の別ページにも同じ3,000円とあります

越谷市・墨田区は、ページの更新日は古くても、条例の別表と金額が合っていることを確かめています。荒川区のページは、2026年9月28日の確認では更新日が2022年2月8日でしたが、その後に更新日が2026年10月1日になりました。1頭2,600円という額は変わっていません。上尾市の環境センターは、条例での確認ができていません。市のページには、申し込み方法の記載もありません。東京23区の引き取りの料金は、東京23区のペットの引き取りの記事に並べています。

青空を背にした柿の実と枝の水彩イラスト

申し込む前に見ておくところ

  • 料金を載せているページの更新日と、改定の予告が出ていないかを見ます。相模原市は、料金の改定が手数料改定のページに載り、よくある質問のページには今の4,300円が載ったままです。
  • 改定の日をまたぐときは、申請した日で旧料金か新料金かが決まる場合があります。横須賀市は、2026年9月30日までに申請したものを旧料金としています。ほかの市で改定日前後の扱いがどう書かれているかは、確かめられていません。
  • 収集と持ち込みで手数料が分かれる市では、どちらの額を見ているかを確かめます。自宅での引き取りと持ち込みの料金の違いは、自宅の引き取りと持ち込みの料金の記事にあります。

ここに載せた金額は、2026年10月12日時点の市区のページの表示です。改定の予定は、新しく出ることも書き換わることもあります。電話や窓口で、今の額を確かめてから向かってください。